毎年恒例、休暇を取って朝からスーパーボウルの生中継を見ておりました。
昨日、早朝から超長時間のお仕事で疲れており、朝起きるのがちょっとつらかったのですがw

 今年の対戦は、スティーラーズ対パッカーズ。
 21世紀に入り絶好調、まさに黄金期の「スティールカーテン」と、第6シードから勝ち上がって名門復活を目指す両チームの激突。

 下馬評ではスティーラーズ有利。 
 クリスティーナ・アギレラの国歌斉唱でゲーム開始。

 ゲームの見所は、スティーラーズのディフェンス、ポラマル対パッカーズのQBロジャースのマッチアップと云われており、わたしもそう思っていたのですが、第1Qのパッカーズは、そのあたりしっかりと意識してプレイしていた様子。常にポラマルの位置を確認し続け、彼の居ないところへとプレイを進める。対し、スティーラーズの強力無比な攻撃は、私感ですがいいところで悉くパッカーズのディフェンス、ウッドソンに上手く読まれてぱっとしないイメージ。パッカーズのインターセプトも決まり、最初の15分では、0-14と予想以上の大差が付きました。
まぁそれでも、どれだけポラマルを交わしてボールを投げても走っても、ダウンする頃には必ず画面に彼の背番号43が写っていると云う恐ろしい状況でしたが。
第2Qは、スティーラーズのFGで幕開け。しかしその後、またもロスリスバーガーがインターセプトされ、その攻撃がTDにまで繋がる。しかし、ディフェンスのウッドソンが負傷で下がると、一気に勢いがスティーラーズへ傾き、TDを返して前半終了。この時点で10対21。

 ハーフタイムショウは、今年はブラック・アイド・ピーズ。派手な感じでしたが、個人的にはあまり好みではないので特に感慨は無く。

 第3Qでは勢いのままにスティーラーズの攻勢が続いた感じ。ただ、1TDの後、次の攻撃では50ヤード近くで止まってしまい、FGをねらうも遠すぎて外している。しかし、追う展開ながら勢いは完全にスティーラーズのもの、タイム・ポゼッションも倍とまでは行かないまでも、1.5倍ぐらいボールの支配権を握り、点差も、17対21と追い上げました。

 そして最後の第4Q。このままの勢いで逆転勝利したいスティーラーズの攻撃で幕が開くのですが、エースRBメンデンホールが痛恨のファンブル、そしてパッカーズがリカバー。攻撃権が変わり、パッカーズはこの貴重なチャンスを生かし勢いを取り戻すTDに繋ぐ。
再び10点以上の差が開いたことで、パッカーズは意識を時間支配へと移していく。
次のスティーラーズの攻撃は、しかし、流石経験豊富なロスリスバーガー。パスを綺麗に通し、TDを返す。そして、エクストラポイントも、残り点差を考慮して2ポイントコンバージョンを選択。ここでもフェイクプレーが綺麗に決まって2点追加。3点差に詰め寄る。ここで3点差にしたことの意味は大きい。通常のFGでの追加ポイント1点でしたら、4点差。残り時間で勝つためにはどうしてもTDか、FG2本が必要なのですが、3点差なら、FG1本で同点に追いつける。そうすればゲームは続き、勝てる目が増える。
しかし、ここまで。次のパッカーズの攻撃、スティーラズはいちどはQBサックを決めるなど健闘し、自陣ゴール直前まで攻め込まれてもTDは許さない「鉄のカーテン」を披露しますが、パッカーズのFGが決まり点差が6点に広がる。そして最後の攻撃は相手ゴールに届かずゲームエンド。

 MVPは、3つのTDパスを決めたQBロジャース。
 こうして、名将ロンバルディーの名を冠した優勝トロフィーは、彼が伝説を築いたパッカーズへと無事に帰りました。

 ゲームの流れが、最初はパッカーズ、途中から明らかにスティーラーズへと移り、最後第4Qは本当に目が離せない緊迫した、とてもおもしろいゲーム展開でした。

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