晩夏の頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 諸般の事情により8月開催を見送らせていただきました東海道ヴィンテージ名古屋ステージですが、開催日時などが決定しましたのでお知らせします。

*東海道ヴィンテージ 名古屋ステージ

日時:2011年10月1日(土曜日)
場所:愛知県刈谷市 総合文化センター(JR刈谷駅目の前)
        http://www.kariya.hall-info.jp/pc/index.html
受付時間:~12:00
参加費:1000円

形式:ヴィンテージ構築戦
試合:スイス式 3~5 ラウンド + トップ8プレイオフ

 公認大会ですので、プロキシの使用は認められません。いつものようにカードのレンタルについてはお気軽にご相談ください。
また、セット毎にカード裏の濃淡がありますので、不透明なスリーヴの使用を義務付けさせていただきます。

賞品:
上位2名は、年末に沼津で行われる予定の東海道ヴィンテージ年間チャンピオン決定戦への参加権を得ます。
優勝者には特製な賞品(まだ秘密w)があります。
その他、上位にDCIフォイルカードを用意しています。

特記事項:
当日はデッキリストを書いて頂きます。筆記用具(ボールペン)の準備をお願いいたします。 また、事前にA4サイズの紙に独自のフォーマットで印刷されたものを用意していただいても結構です。

会場について:
名古屋ステージといいつつ、今回の会場は近隣の刈谷市になります。JRでも名鉄でも移動できるため、さほどご不便は掛けないかと思います。
他のイヴェントとのコラボということで、今回このような形にさせていただきました。
http://yoruwasi.diarynote.jp/201108302206482087/

カードレンタルのご相談、予約などは前日までに
waterforest_mtg@hotmail.co.jp
までお願いします。

 最後に、お近くにヴィンテージに興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひお声をかけてください。

 ゲームとはあまり関係のない与太話だけど。
小ネタはいくつかあったっけ。

 宿のお部屋に灰皿があったので、当然のように毎晩煙草に火を点けていたのですが。
3日目の夜、突然フロントに、「禁煙部屋なんです」と言われて大ショック。それはもう、寂しい夜を過ごしました。
邪推すると、本当は喫煙部屋だけど、葉巻のあまりの破壊力にホテル側が投了宣言したんぢゃないかな、とか思っていマス。
 勿論、最終日の夜はお外で葉巻の儀式まで済ませてから宿に戻りましたよ。

 直前でデュアルランドの偽者の話題が流布した今回。実際にはそのようなトラブルがトーナメント中に起こったという噺は聞いていませんが、暴言吐きがシュミなワタクシ、「わたしなら、対戦相手の使ってるデュアランが偽者だと確信できたら、本物だったら補償はするから破らせてって言うよ~」なんてホザいていましたが。
 そんな話の流れから、ある夜、いちばん初歩の鑑定方法であるところのベンドテスト、いわゆるカードの上下がくっつくほど曲げる、と云う方法の話を、アルコールが入った状態でしていました。偽者なら、カードに折り目の線が出ると云うアレですね。
で、おもむろに荷物の中のヴィンテージデックから0マナが3マナに化けるアレを取り出して、「ほら」とか言って実演して見せたんですよ。
ウケが取れるかなとか調子に乗ってみたのですが、周りが若干引き気味の空気になったのは気のせいでしょうか。
酔いって、恐ろしいですね。

 オープンヴィンテージで、知人が使っていたデックにかなりの量の拡張アートカードが入っていました。で、とりあえず軽くチェックさせてもらったところ、2枚だったかな、インクがカードの横まで至っている、つまり横から見るとカードが判る状態だったのでノーマルのものと入れ替えてもらいました。
ついでに、事前にHJに使用許可を取っておいた方が平和だよ、と云うことを伝えておきました。
わたし自身は、アーティストもユーザーも幸せなこのテのカードは大好きで積極的に認めたいのですが、インクを載せる範囲には気をつけてね、と云うお話。やはり、外の枠は残しておいた方がいろいろと平和です。
金枠を黒く塗ってあるとか、そこまでリーガルなカードのように拡張アートされたカードを判別できるジャッジって、とても少ないと思うので。
基本的に枠が潰されていたらアウトだと思ってください。

 そうそう、同じくヴィンテージにて。ドレッジ使いが、対戦相手のディスカードを認めた後、「エンドフェイズ中に」自身のコントロールするバザーを起動しようとした、と云うことがありました。
オープンイヴェントであり、カジュアルなので認めたい気持ちは多々あったのですが、それでも、「ルールを知らないことによる不利益」はゲームとしてのMTGの正しい側面ですので、「それはできません」と裁定しました。
コミュニケーションエラーとか、手順の省略や簡単な相違の範疇ではないので。
厳しいと、思われちゃったかなぁ。
 ヴィンテージ、続けてくれると嬉しいな。

 相変わらず、ジャッジですけどね。

 今回も、というよりも毎回毎回、たくさんの方に良くしていただいて、ただただ感謝ばかりです。

 日本選手権本戦は、思ったよりもずっとスムーズに進んだ感じでした。
新セット発売当日から始まるイヴェントと云う事で、もう少し荒れるかとも思ったのですが、一昨年の《大貂皮鹿/Great Sable Stag(M10)》の様に突然現れてメタをかき回すようなカードが無かったからかもしれませんね。
 実際、メタに大きな影響を与えていたのは、直前のM12より少し前の禁止カードでしたからねw

 ただ、ドラフトでは、慣れていないプレイヤーさんも少なくはない数見受けられました。

 わたし個人はといえば、久しぶりにオープンヴィンテージのHJをやらせていただいて、大変幸せでございました。
参加いただいたプレイヤーさんも、当初20人前後と読んでいたのですが、月曜日の会場入りされたお客様総数が目立って少なかった中、予想を超える29名様に参加いただいて、本当に嬉しかったです。
極めつけは決勝戦で、ファイナリストふたりとも、ヴィンテージ初参加とのこと。これをきっかけに今後もぜひ、どんどんご参加ください。
特に準優勝のサトウ氏は、ご友人に借りたというたった3枚だけのパワー9とレガシーレベルのカードでも充分に戦えるということを証明いただき、世間のイメージほど敷居が高いわけではないことを示していただきました。本当にありがとうございます。

 他にも、欲しかったカードが大阪滞在中だけで4枚集まったり、ずっとずっといっしょに呑みたいと思っていた方とお酒の席をごいっしょできたり、ジャッジ界における既に引退された大恩人と本当に久しぶりにお酒を呑めたり、愉しいことばかりでした。
本当に、この世界に身を置いたことを心から喜んでいます。

 次の大きなイヴェントは、秋のGP広島までお預けですかね。
 10月頭には、自分のイヴェント、東海道ヴィンテージ名古屋ステージも行います。
そうそう、東海道といえば、優勝賞品の「1994」の年号の入った白枠のベーシックランドも確保してきました。今から愉しみです。

 とりとめもなくこんなところで今日は終了。
 先週末は、PT名古屋に参加していました。
勿論、黒服を着て。

 土曜日だけは、法事で不参加だったのですが、とても愉しい時間を過ごすことができました。
あの会場に居た総ての人に、そして会場には居なかったけれどMTGを愛する総ての人に。心からの感謝を。

 木曜日の前日予選。結果、4人の権利枠に、中学生の頃から知っている子とか、年代が遙かに違うけれど高校の後輩が滑り込んで、よく知った顔が2人も本戦に参加したことはとても嬉しいです。
 またこの日は、わたしは途中から8人ドラフトにドナドナされて行ったのですが、程よくグダった夕方頃のこと、愉快すぎる質問を受けたので黙っていられませんでしたw
既に幾人かにはリアルで話したんですけれど。
外国人客に、真顔で、「メキシコ人見なかったか?」って英語で聞かれましたw
・・・見分けつかねーよ!

 金曜日は英語のお勉強。予てから土曜日は不参加であることは、アンディ・ヘクトには伝えてあったし、最初から3日間の契約だったのですが。
PTのシフトって、前日の午後ぐらいにならないと出ないのね。
で、今回のマネージャー役であったJ・マッキーに、「明日は来れないから、日曜日のシフトくれよ」って言ったんです。
最初に返ってきた返事は、「それは難しいな」でで~ん!
 まぁ結局、朝8時に来られるなら来てくれってことで落ち着いたのですが、その時に交わした会話が、なんというか、じんわりお勉強ちっくだった。
 当然のように、「土曜日何があるんだ?」って聞かれて、法事のことは「ブッディスト・メモリアル・サービス」って説明したのですけれど、話の流れの中で、祖父が去年亡くなってと云う説明をしたところ、
「I’m sorry.」
って言われました。
なんかとても自然に言われて、自分もとても自然に受け止めたのですけれど、一瞬後にはっと気付いて。この言葉、中学校英語で謝罪の言葉として習い、その用途で使う場合も確かに多いのですが、今回の場面での意味は、「お悔やみ申し上げます」がしっくりくる感じかな。sorryも、いろんな意味を持った便利な言葉だよね、なんてぱおさんと雑談のネタにしたり、していました。

 日曜日はドラフト・チャレンジで、日本語カード、日本語シートオンリーだったので外国人のチャレンジャーには厳しかったみたい。てすちー先生ご謹製の、カードの日本語名からオラクルを引ける辞書が大活躍でしたw
5時頃お役御免になって、コマンダーしたりして時間を過ごしつつ、夜はジャッジディナーと云う名の大宴会へ。
ぎこちない英語を使っておしゃべりしつつ、大酒呑んで愉しい時間を過ごしました。

 PT参戦記はこんなところ。最近、カードもあまり買っていないし。仏破した気になっていても、よく見たらお金が増えていたりしてるし、大しておもしろいカードも手に入れてないしなぁ・・・

 次に、ヴィンテージプレイヤー向けの重要なお知らせです。

 今年の東海道ヴィンテージ名古屋ステージですが、主に無能首相と原発と自動車業界の関係で、9月いっぱいは、土・日に日程を組むことが困難な状況です。

 そんな訳で、名古屋ステージは10月初頭を開催予定と考えておりますので、悪しからず、ご了承くださいますようおねがいします。
一部の方には情報が知れ渡っていることと思いますが、幾分おもしろみに満ちた賞品が用意できたと思っておりますので、それを持ってご容赦いただければと思います。

 委細詳細は、追って。

 あたしの主催ぢゃ無いけどね。

 プレイヤーで参加して、その後統率者戦を愉しむつもり。
あたしは参加しないけど、午前からスタンダードもあるみたいです。

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=magiccup&P=3

 公認になるよう、祈ってる。

 とはいっても、わたしの主催ではないのですが。

http://arajin.diarynote.jp/201104180108102275/

 今年の東海道ヴィンテージの、東京ステージが決まりました。
今年もよろしくお願いします。

 夏には名古屋で、わたしが名古屋ステージを主催します。レガシーもいいけど、ヴィンテージもおもしろいですよ!

 「なにか」のほうは、秘密でこっそりw
 週末はMTG三昧で幸せでした。以上。

 ぢゃなくって。

 金曜日は、朝起きたら雪が降っていて、大阪へ車で行くプランが壊滅したとか、ついでに金曜日のうちに洗濯済ませるプランも壊滅したとか悩みながらうだうだしていたのですが、午後になって雪もヤンだので、能天気にも車で大阪へ向けて出発。
夜7時半頃に日本橋BMさんに顔を出す。明日の参加者辺りをチラッと見ておこうかな、程度に軽く思っていたのに、エタパ主催者様に捕捉されてw挨拶攻めに合う。ゆーさんと亡骸氏と邂逅したので、3世代ぐらい古い発想の新デック(ややこしいな)でヴィンテージ廻して遊ぶ。
いや、基本対オースはメインボード無理ゲーですからw
でもいちど、相手のスペルを《差し戻し/Remand(RAV)》して、《差し戻し/Remand(RAV)》をコピーしてオリジナルを対象にした後、もうひとつコピーして改めて相手のスペルを対象に取ると云う摩訶不思議なギミックを決めて大変気持ちがよかったです。《差し戻し/Remand(RAV)》が手札に帰ってきて、相手のスペルをちゃんと打ち消した上に2枚ドローとかw

 その後ゆーさんと遅い夕食。居酒屋しか開いていない時間だったが、車移動と云うことで半分満たされないw食事。
そして、宿に戻ってビールと煙しながらネットを見ていたら、ケロヨンの快進撃が始まっていてついつい3時過ぎまで起きているとか。

 土曜日は、宿の目の前の道を素直に会場に向けて走ろうと思ったら、不発弾処理とかいって大回りさせられた(爆)
おかげで集合時間の9時にちょっと遅れたw

 エターナルパーティー本番。200人越えのレガシーとか、愉しすぎるし。
 知った顔が全国からたくさん集まってくれて、本当に嬉しかったです。
ルール適用度も一般と云うことで、カジュアル感覚で、和気藹々と愉しくゲームされていたのではないかと思います。
勿論、トップ8の目が掛かり始めると底知れぬ緊張感の漂うゲームもあったのでしょうけれど。

 そしてわたしは、午後からはヴィンテージのHJを。予想外に少ない14人での大会となりましたが、新鮮な顔も見られて、勿論顔馴染みもたくさん居て、愉しかったです。
《実物提示教育/Show and Tell(USG)》デックがドヤ顔でテーブルに伏せた《荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus(MBS)》を捲ったら、対戦相手はさらにドヤ顔で《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》を捲ったとか、ドレッジを相手にしたチャンプが後攻1ターン目に《修繕/Tinker(ULG)》から《荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus(MBS)》を出して祈ったら、1ターン目に《Bazaar of Baghdad(ALN)》を出せていたのに、ドレッジプレイヤーの発掘が見事にスカってそのまま毒死とか。愉快な場面ばかりで、大変愉しくジャッジさせていただきました。
特にチャンプのプレイやドローの輝きっぷりは、見ていて脳内麻薬出まくりなぐらい興奮した。まさしく、タイトルを取った頃に近い輝きだったような気がする。

 ヴィンテージは、「世界チャンピオン」のタイトルを持つエロま氏の優勝で幕を閉じ、レガシー本戦の方はまだまだ続く。

 とか思って見ていたら、レガシーの決勝が、Morph氏と亡骸氏の対戦と云う、中部地区凄いんだか茶番なんだか解らないことに。
亡骸氏がスプリットを持ちかけて交渉が成立したところで、「飯喰いたいから負けで帰っていいですか?」とか言い出して周りから止められていたのだが、実際の決勝の内容が、Morph氏が、1本目はコンボ決めて瞬殺、2本目は決めに掛かったところで《根絶/Extirpate(PLC)》で止められて負け、3本目は先行1キルでかちと云う、終わってみれば「確かにやらなくてもよかったよね」みたいな結末でどうよ?みたいなw
会場で場面を見ていれば、ストーリー的にも、ネタ的にも綺麗に決まってかっこいい、盛り上がる場面なんだが、カバレッジ的には書き方に苦労するだろうな、そもそもおもしろいのか?みたいな感じで。

 土曜日その後は、身内で食事していたら24時間だと思っていた駐車場からDQされて泣きながらタクシーで宿に帰るという珍事が発生して、飯の時に酒を我慢したことを死ぬほど後悔したのですが。

 日曜日朝に大阪を出発、名古屋に帰ったらすぐ、昼間から、アルゼンチンから一時帰国中の高校時代の同級生と宴会という忙しさの中で、脳内麻薬垂れ流しの週末は過ぎて行ったのでした。

 そして、そんな感じで愉しく遊んでいる間に、我等がヒーローであるケロヨンは、プロツアーで4位とか凄すぎる。祝勝会には、すぺしゃるな酒を用意するので、是非呼んでください。ってか、お願いだから参加させてくださいってぐらいの勢い。

 そうそう、ぜんぜん関係ないのですが、「Pay or Die!」と云うキメ台詞は諸般の事情により使用を中止します。
 沼津で思わず好成績を挙げてしまった、青STAXを晒してみます。

 勘違いしないでよね、決して強いというかまともなデックなんかぢゃないんだからねっ!

メインデック
1:《アカデミーの廃墟/Academy Ruins(TSP)》
2:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(ONS)》
1:《宝石鉱山/Gemstone Mine(WTH)》
3:《島/Island(ZEN)》
4:《Mishra’s Workshop(ATQ)》
1:《平地/Plains(ZEN)》
1:《露天鉱床/Strip Mine(ATQ)》
1:《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy(USG)》
1:《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth(PLC)》

1:《Ancestral Recall(2ED)》
1:《Black Lotus(1ED)》
1:《伝染病エンジン/Contagion Engine(SOM)》
4:《世界のるつぼ/Crucible of Worlds(5DN)》
1:《墨溜まりのリバイアサン/Inkwell Leviathan(CON)》
1:《直観/Intuition(TMP)》
1:《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(LRW)》
1:《稲妻のすね当て/Lightning Greaves(MRD)》
4:《磁石のゴーレム/Lodestone Golem(WWK)》
1:《マナ・クリプト/Mana Crypt(PM)》
1:《魔力の櫃/Mana Vault(4ED)》
4:《練達の変成者/Master Transmuter(CON)》
1:《ミミックの大桶/Mimic Vat(SOM)》
1:《Mox Emerald(2ED)》
1:《Mox Jet(2ED)》
1:《Mox Pearl(1ED)》
1:《Mox Ruby(2ED)》
1:《Mox Sapphire(2ED)》
3:《煙突/Smokestack(USG)》
1:《Sol Ring(3ED)》
1:《鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Wind(ARB)》
3:《からみつく鉄線/Tangle Wire(NEM)》
1:《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》
4:《物読み/Thoughtcast(MRD)》
1:《Time Vault(2ED)》
1:《修繕/Tinker(ULG)》
1:《三なる宝球/Trinisphere(DST)》
1:《通電式キー/Voltaic Key(USG)》
1:《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》

サイドボード
1:《天秤/Balance(4ED)》
2:《解呪/Disenchant(1ED)》
1:《映し身人形/Duplicant(MRD)》
2:《金粉の光/Gilded Light(SCG)》
1:《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall(ATQ)》
1:《見えざる者の大魔道師/Magus of the Unseen(5ED)》
1:《精神隷属器/Mindslaver(MRD)》
3:《Mystic Remora(ICE)》
1:《白金の天使/Platinum Angel(MRD)》
1:《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt(DRK)》
1:《計略縛り/Trickbind(TSP)》

 発想の元となったのは、やはりデックの要とも云える《練達の変成者/Master Transmuter(CON)》(以下ねーちゃんと呼ぶ)を眺めていた時のことです。

 ずいぶん長いこと、わたしはヴィンテージでは赤青2色のオーソドックスなSTAXを使用していました。特に他のレシピと違う点を挙げるとすれば、《抵抗の宝球/Sphere of Resistance(EXO)》よりも《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》の方を好んで使用していたぐらいでしょうか。

 しかし、《虚空の力線/Leyline of the Void(GPT)》の登場以来、墓地への依存度の高いデックはその基本戦略が危うくなり、遂には《根絶/Extirpate(PLC)》の登場によって決定的に「戦えない」デックとなってしまいました。
環境に「ドラゴン」や「ドレッジ」などの墓地をリソースとして一瞬で勝利するようなコンボデックがメタのトップとして存在したため、激しい墓地対策を採る事が当たり前となり、それでも上記2種類のコンボデックは、仕掛ける一瞬でもケアできれば勝てるのに比して、STAXと云う中速のボードコントロールデックは、コントロールを仕掛けている比較的長いターンに渡って、墓地を対策されてはならないというその特性のために、本当に勝てなくなってしまいました。

 《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder(ULG)》でアーティファクトを拾うことも、《煙突/Smokestack(USG)》で消耗戦を仕掛けている最中に《世界のるつぼ/Crucible of Worlds(5DN)》で墓地から土地を置くことも禁じられては、STAXはその戦略価値そのものが失われてしまったのです。

 そんな時に目に付いたのが、ねーちゃんでした。
青マナと自身のタップ、そして場のアーティファクトを手札に戻すことで手札からアーティファクトを場に出すことができるこの能力は、墓地に依存しない新しい形のSTAXの可能性を予感させてくれました。
 《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder(ULG)》に課せられた最重要の仕事は、場にあるカウンターの載った《煙突/Smokestack(USG)》を、対戦相手のターンエンド時に、墓地にある《煙突/Smokestack(USG)》と交換することです。そして、自身のアップキープ時にその上に改めてカウンターを載せることによって、対戦相手に常に自分よりもひとつ多くのパーマネントを生贄に捧げさせることが、STAXと云うデックの基本的な戦術です。
ねーちゃんなら、同タイミングで、場にあるカウンターの載った《煙突/Smokestack(USG)》自体を手札に戻すというコストで、手札に帰ってきたそれ自体を場に出すことによって、カウンターをリフレッシュすることができます。
やりたかったことが、墓地に依存せずに、しかも従来のSTAXのように同一カードを2枚必要とすることも無く自己完結してしまうのです。

 これは、《からみつく鉄線/Tangle Wire(NEM)》についても同様です。こちらは、自身のメインフェイズの間にカウンターをリフレッシュすることで、常に対戦相手に4つのパーマネントをタップさせることが可能でした。

 そんな観点から、まず従来のSTAXに採用されていた総ての《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder(ULG)》をねーちゃんと入れ替えることで、最初にできたのは青単色の新型でした、。

 そんな時、とある新兵器が登場します。その名は、《磁石のゴーレム/Lodestone Golem(WWK)》。
それまで《抵抗の宝球/Sphere of Resistance(EXO)》が占めていた役割を概ね損なわずに、殴れるようになりました。《Mishra’s Workshop(ATQ)》が4枚採用されているこのデックでは、かなりの確立で1ターン目に展開することができ、相手の動きを阻害しながら4ターンのクロックになる、超高性能なクリーチャーでした。

 そして、早いターンから殴りに行ける可能性が示された時点で、大型のアーティファクトクリーチャーを複数採用する路線はアリになりました。環境にMUDと云うデックが登場したことも影響しています。
 しかも、このねーちゃんシステムは、ねーちゃんさえ動ける状態であれば、どんな高カロリーのアーティファクトでもインスタントタイミングで打ち消されること無く場に送り込むことができる夢のようなシステムです。
実際、今回の実践でも、自身のライフが4、相手の場に《磁石のゴーレム/Lodestone Golem(WWK)》が2体、わたしの場にはブロッカーとなるのはねーちゃん1体という場面で、とつぜんねーちゃんから《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》が跳び出し、それだけでひっくり返ってしまったゲームがありました。
さらに、コストとして《Mox Sapphire(2ED)》を使用したことによって、実質ねーちゃんのタップのみで《鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Wind(ARB)》や《伝染病エンジン/Contagion Engine(SOM)》が跳び出して戦場を一変させてしまった場面が幾度と無くありました。

 ヴァルト&キーコンビは、今やどんなデックにも入っている絶対勝利アイテムですが、このデックでも欠かせません。聴牌ハンドならば、先行1ターン目にワクショから両方展開してモックスでいきなりゲーム終了、と云う夢も見られますし、そもそも《Time Vault(2ED)》単体がSTAXと圧倒的に相性が良いのです。
わたしが想う限りですが、このカードをキーなしの単体で有効に使える唯一のデックがSTAXだとまで考えています。
《煙突/Smokestack(USG)》と《からみつく鉄線/Tangle Wire(NEM)》にたっぷりとカウンターが載った状態で、突然自身のターンを飛ばせたらと想像してみて下さい。幾人かは過去に、わたしが実際にそういうプレイをしている場面に遭遇したことがあると想いますが、対戦相手は、パーマネント数に関しての計算が突然狂い、盤面でかなりのアドバンテージを失うことになります。そして、こちらはといえば、その後都合のいい時にいつでも追加ターンを得られる状態になるのです。

 また、《ミミックの大桶/Mimic Vat(SOM)》と《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》の組み合わせは、一見スタンダードちっくですが、このデックではやはり有利に働きます。ワームを刻印した大桶を相手のターンエンドに起動してトークンを自分のターンまで存在させ、自身のアップキープに《煙突/Smokestack(USG)》で生贄にすることで、パーマネント数を実質増やすことができます。
それを円滑に行うために、また、手札にある《鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Wind(ARB)》を通常プレイするためにも、《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth(PLC)》が採用されています。ワクショから何にでも使える黒マナが出るのは、想った以上にこのデックの融通性を高めてくれました。

 但し、本当にねーちゃんに依存しきっているため、今回負けたように最近流行っている《無のロッド/Null Rod(WTH)》をメインから採用するようなデックに対しては圧倒的に不利です。そう云ったデックは大抵メインから《三角エイの捕食者/Trygon Predator(DIS)》も採用しているため、ほぼ無抵抗で切られます。

 その為に、メインに白マナを用意してサイドに《解呪/Disenchant(4ED)》等を採用しています。
《無のロッド/Null Rod(WTH)》さえ展開されなければ、ねーちゃんシステムで《伝染病エンジン/Contagion Engine(SOM)》を出して起動していればほぼ総てのクリーチャーを除去できます。実際、《伝染病エンジン/Contagion Engine(SOM)》は福音でした。即起動できるのなら、タフネス3までのクリーチャーならいつでも除去できるのです。

 サイドに採用した《金粉の光/Gilded Light(SCG)》と《Mystic Remora(ICE)》は、時々存在するストーム系のデックへの対策です。相手がストーム系であれば、延々とレモラを維持して1Wを確保しておけば、相手がコンボスタートすればほぼ確実に光に辿り着け、《苦悶の触手/Tendrils of Agony(SCG)》を無効化できると期待してのことです。

 《白金の天使/Platinum Angel(MRD)》については、思いつきで採用したのですが、今回は想った以上に活躍してくれました。

 だいたい、以上かな。

 こうやって大仰に解説してみるといかにも強そうな新デックのようですが、でも、実際にはそんなことはありません。
今回の成績は、本当に、トップデックとデスカットと悪魔との契約wで買ったようなものです。

 所詮、夏頃からファンデックとして使っていたものを、参加が決まってから1週間で弄れるところだけ弄っただけの急造品ですから。
ただ、STAXと云うデックが好きで愛着があって、基本的な勝ち方を知っているのであれば、試してみると面白いかもしれません。

 何か質問などがあれば、コメント欄にでも投げていただければできる範囲で回答したいと想います。


 夜鷲さんが送り迎えしてくれるというので甘えて、東海道ヴィンテージの沼津に行ってきました。

 土曜日の夜からの忘年会が日付を超えたため、朝は死にかけだったのはご愛嬌w

 13人参加の4回戦?
 こんなに人の少ない年末沼津は初体験。レガシー人気にプレイヤー喰われちゃってマスネ。
来年からのことを、ちょっとばかり本気で考えなければ。

 さて、使用デックは、夏頃から遊びで舞わしていた青スタックス。綺麗なねーちゃんの外見とは裏腹に、いろいろと悪さをするファンデック。

 1回戦目の対MUDで、相手の《磁石のゴーレム/Lodestone Golem(WWK)》2体に蹂躙されそうな場面で、《練達の変成者/Master Transmuter(CON)》から颯爽と登場する《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》で生き残り、次ターンには《鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Wind(ARB)》まで跳びだすという大技でひっくり返した後、2回戦目の対コブラでは、やはり相手の《三角エイの捕食者/Trygon Predator(DIS)》に蹂躙されそうな場面を、颯爽と跳び出す《伝染病エンジン/Contagion Engine(SOM)》で華麗に除去するという、これまで誰も見たことが無いような名場面を演出して。

 今までの「引けないキャラ」を返上するかのように必要なカードが右手に吸い付く都合の良さで。
・・・偽者とか双子とか言われたんだゼw
・・・引けない子なの解ってるから、必死に《物読み/Thoughtcast(MRD)》4枚投入とかしてるのにw

 まぁ、実際都合よく《白金の天使/Platinum Angel(MRD)》引いてライフマイナスで勝ったりしたからねぇ。

 3回戦目も、《物読み/Thoughtcast(MRD)》連打したら《通電式キー/Voltaic Key(M11)》と《Time Vault(1ED)》が揃ったでござる、みたいなフザケタまねして勝ち、最終戦をIDして2位以内を確定。

 年間王者決定戦に「初めて」進む。

 そして、セルキーフィッシュを踏み、《無のロッド/Null Rod(WTH)》でねーちゃんが機能不全に陥り、ついに都合のよい引きも打ち止めとなって華麗に1没。
《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall(10E)》も《解呪/Disenchant(TSB)》も引かなかったんだよぉ。

 1没の後は、ほのぼのとした(?)統率者戦をやったり、殺伐とした(?)統率者戦をやったりして愉しく遊んで、沼津駅近くで美味しい晩御飯を食べて帰ってきました。

 幸せな、年末の休日のひとコマでした。

 P.S.都合よく引きが強かったのは、悪魔と契約したからだったようです。統率者戦でも実に都合よく、《Chains of Mephstopheles(LEG)》引きましたw

 青スタックスの衝撃(笑)のデックレシピは、需要があれば公開するかも。誰得だと思うけど。
 《不毛の大地/Wasteland(TMP)》が足りなくなったと慌てたのが少し前のこと。友人に協力してもらい、とりあえず必要数を確保することができた。
具体的には、デッキ2つ分ぐらい?

 その後、主にEDHで使いたい古いカードを発掘している時に、幸運にも昔のエクテンのデックの残骸という黄金の鉱脈を掘り当てることができ、あろうことか《不毛の大地/Wasteland(TMP)》が8枚も発掘された。当然、先述の友人には感謝の気持ちと共に、優先的に廻して貰っていたカードをお返しした。

 流石に、元々のラースサイクルが埋まっていそうな鉱脈は掘り尽くしたことだし、もう発見は無いだろうと思っていたのですが。

 わたしがMTGを始めた当初のレアカードのファイルを発掘しようと荷物を漁っていたところ、不可思議なカードの塊が発見された。自分では使った覚えがまったく無いのだが、どう見てもレガシーのゴブリンに見えるデックの残骸には、当然のように《不毛の大地/Wasteland(TMP)》が複数枚存在しており、自分でも流石にヒいたw

 その他、発掘されたファイルからは、「たくさん持ってた筈なのに最近見ないなぁ」と思っていた、愛しの《Candelabra of Tawnos(ANQ)》が3枚並べられた状態で入っていたり、やはりEDHで使おうと思って探していた《Shahrazad(ALN)》が出てきたりと、当に宝探し状態でした。

 お宝発掘でひとしきり喜んだ後で、でもよくよく考えたら、もともと自分で集めて持ってたコレクションであることに気付いてしまって、全く得はしていないという知らなければ良かった現実に打ちひしがれています。

 斉藤プロがGPでDQを受けたことを、氏のブログを読んで知った。

 残念ながらわたしは氏と知己を得て居るとはいえないが、それなりに国内GPをジャッジとしてサーキットして、氏の人柄やプレイスタイルなどを知った上で。
今回の氏が受けた裁定を、とても残念に思います。
氏のゲームに対する真摯な情熱などは、素直に尊敬に値すると思っているので。

 聊かの自戒を持って、わたしなりの考えを。
多分に自意識過剰なのは承知の上で。

 実際、国内でMTGをプレイされている方で、スロープレイの警告を受けたことがある方は、実はそんなにたくさん居ないのではないかと思う。
ましてや、スロープレイでゲームロスまで受けたことがある方は実に少数派なのではないかと思う。

 これは実に不適切な表現かもしれないが、04年夏にレベル1ジャッジになって国内GPのサーキットを始めて、この間、2~3回しかジャッジ参加していないイベントはないわたしですが、未だに、スロープレイの警告を出すことには聊かの躊躇があります。
注意レベルでの「プレイが遅いです」と云う言葉はかなり発してきましたが、実際に警告を出したことは、わたし自身は数えるほどしかないのが実情です。

 ひとつには、「自分よりかなりプレイスキルの高い筈のプロが悩んでいる盤面は、実際に難解なのだろう」と思ってしまうという心理もあります。
少なくともわたしには。

 実際には、競技MTGは、制限時間(多くの場合、1ラウンド50分)の間に
3本のゲームを終了させることが適性時間であり、その時間に3本のゲームが終わるようにプレイする義務がプレイヤーにはあります。
その一方で、MTGは思考と読み合い、駆け引きのゲームであり、相手よりより時間をかけて考えれば最適解に辿り着けると云う本質を持っています。
相手より時間をかけて考えることにより、自分を有利にし、さらに相手の考える時間を奪っているとの考え方もできます。
将棋と云うゲームが、時計を使ってそれぞれの棋士の思考時間を制限していることからもそれは理解できると思います。
MTGは将棋に比べるべくも無く複雑な優先権のパスと云うシステムを持っており、そういった時間管理は事実上不可能なのですが、1プレイヤーに与えられた思考時間は同様の考え方によって理解されるべきだと思います。

 その上で。

 実際、数年前ですが、ジャッジ間で話題になったことがあります。
曰く、日本人ジャッジはなかなかスロープレイを取らないが、それによって海外に出たプレイヤーがいきなり感覚的に厳しくスロープレイを取られることによって困惑する、と云った様なことです。

 これを機会にと言っては氏に対して失礼極まりないのだろうが、それでも、総てのプレイヤーが今いちどスロープレイという反則があるということを認識し、意識してゲームをしてもらえればと思う。
勿論、わざと遅いプレイをすると云う行為は反則どころかイカサマであり即DQを受けるものであることは言うまでもないと思います。
そして、今回のように運悪くそう認識されてしまえば、ヘッドジャッジによるDQと云う裁定は覆らないこと、そうならないためにも適切なスピードでプレイを進めることを心がけて欲しい。

 今回改めて、わたし自身も、遅いプレイに対しては躊躇無く警告を発していこうと思いました。
わたし自身の認識も甘かったのだと突きつけられたような気がしています。

 最後に、数年前の文章ですが、スロープレイの基準について、解り易いひとつの指針として、次の文書を紹介しておきます。
http://mjmj.info/data/docs/slowplay.txt

 たまにはMTGのことも書かないと、自分が解らなくなってしまうからね。
友人主催の大会の告知です。って、前日にあげても意味ないかw

 勿論、わたしも遊びに行きます。当然ヴィンテージとEDHです。
レガシーはね、取り合えずで作ったデックに、サイドボードがまだ無いのよ。


日時・11月28日
会場・愛知県刈谷市(富士松市民センター)
住所・愛知県刈谷市今川町2丁目152
最寄り駅・名鉄富士松駅(徒歩2分)
駐車場・有り

・EternalDayメイン
レガシーズ

受付・9時30分〜10時15分
構築・レガシー
参加費・500円

サイドイベント
・ヴィンテージワールド
受付・14時15分〜14時45分
構築・ヴィンテージ(非公認)
参加費・500円

非公認のためプロキシの使用が可能です。
東海道ヴィンテージの練習会として行いますのでよろしくお願いします。

・EDH
参加費・未定

主催・Mcup運営委員会、ねこ愛で
後援・カードショップ ナイトホーク
http://k2.fc2.com/cgi-bin/hp.cgi/nighthawk4/

 今使っているスタンダードのデック。マナブーストしてフォース撃つだけの簡単なお仕事なんですけれど、そこはそれ。結構引けない子キャラで通ってるわたしとしては、できるだけのことはしたのですけれど、やっぱり引けなくて負けることが多い。
で、ちょっと今のバージョンを晒して、いろんな意見を貰おうと、そういう訳だ。

 では今日のキメ台詞、「Pay or Die!」

 ナヤ型PWフォース

メイン
5:《森/Forest(M11)》
5:《山/Mountain(M11)》
4:《平地/Plains(M11)》
4:《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove(M11)》
3:《根縛りの岩山/Rootbound Crag(M11)》
1:《活発な野生林/Stirring Wildwood(WWK)》
1:《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》
2:《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》

4:《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition(ZEN)》
4:《耕作/Cultivate(M11)》
4:《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》
4:《破壊的な力/Destructive Force(M11)》
3:《光輝王の昇天/Luminarch Ascension(ZEN)》
2:《予言のプリズム/Prophetic Prism(ROE)》
4:《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》
3:《太陽のタイタン/Sun Titan(M11)》
4:《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(M11)》
2:《チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar(M11)》
1:《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》

サイドボード
2:《審判の日/Day of Judgment(M11)》
4:《天界の粛清/Celestial Purge(M11)》
4:《強情なベイロス/Obstinate Baloth(M11)》
2:《ガイアの復讐者/Gaea’s Revenge(M11)》
2:《土を踏み付けるもの/Terra Stomper(ZEN)》
1:《ミミックの大桶/Mimic Vat(SOM)》

 弄って弄って、現在はこんな形。

 最初は、壁のところに探検とか入っていて、土地も基本土地と際だけとか、もっと尖っていたのだけど、流石に実践投入を始めて現実と向き合ってからいろいろと変わりました。

 メインも、この形になったのは今週に入ってからで、サイドも、金曜日の夜までは粛清のスロットにはそのまま紅蓮地獄が、審判の日の代わりには装備品が入っていました。

 紅蓮地獄は当初、対赤単がキツいと思って入れて見たのですが、余程相手がブン周りで自分がお粗末な引きとかでなければ、思ったよりも撃つ機会がないので、コスに触れる粛清に変更。クリーチャーは、壁とチャンドラで何とかしているうちにフォースタイムに入れる感触。
装備品は、もともとかなり微妙な立場だったのですが、紅蓮地獄を落としたことによって、追加の全体除去を採用したいと思ったことに依る。流石に、タフネス6以上のクリーチャーに手出しできないのは、困り過ぎる。

 そんな辺りです。

 上手く先にPWを出して場に残した後フォースを撃てれば、大体こちらが有利になります。
ただ、そこはそれ、チョー引きが弱い水森さんのこと。その後もわたしが延々と地しか引けないで居る間に、先に相手に立ち直られてしまうこともしばしば。
勿論、その為に今週からメインに白昇天が入ったのですけれどね。

 くだらないデックですけど、ざっと見て何か思うことがあれば、ご意見いただけると嬉しいです。

 なんていうか、久しぶりにスタンダードで、コンセプトからデックを作ってみて、暫く練ってみようと思っていますので。


 レガシーに使えそうなカードの発掘作業をちょっとずつやっていますが、どうしても発掘できないものがあるので、余らせている方がいらっしゃれば、よろしければ提供お願いします。

・ほしいもの
3×《行き詰まり/Standstill(ODY)》

 あと、《赤霊破/Red Elemental Blast(4ED)》が欲しいといっていらした方々へ朗報。たくさん発掘されました。4枚×ふたり分ぐらいはぜんぜん放出できますので、お楽しみに。

 そして、新しいデックを組む暇があるかどうかは不明なところですが、金曜日ハヤカワのFNMに来られる方へお願い。
どなたか、《海門の神官/Sea Gate Oracle(ROE)》を3枚ください。タダでw
多分、なにかお返しはできると思いますw

 古いカード、有体に言ってしまえばレガシーのカードなのですが、結構持っていたつもりだったので、結構簡単に人に譲っていました。

 さて。

 先日とても久しぶりにレガシーをプレイしてみて、プレイヤーも増えたし結構ゲームも面白かったので、自分でも幾年ぶりかでデックを組んでみようとカードを漁りはじめたのですが。

 気付いたら、調子よくカードをばら撒き過ぎたようで、必要なカードが微妙に不足していることに気付きました。

 具体的には、《不毛の大地/Wasteland(TMP)》が4枚しかなかった。

 最近レガシーという棺桶に片足を突っ込んでしまった、テンペストがスタンダードだった頃を知らない方には解らないでしょうが、せいぜいアンコモンである件の土地が、今や30ドルもしようとは、そりゃわたしなどにとっては驚愕ものでして。
てか、知らなかったよ。
1年ぐらい前、どうしても欲しいという知人に、4枚セットで、1枚辺り300円だったか500円だったかで譲ってしまったのが、手放した最後だったような気がするのだが、どうやらその時に最低必要保持数を割ってしまったようですw

 まぁ。未整理の荷物を発掘すればあと数枚は出てくるかもしれませんが、でも、ラースサイクルのカードが眠っていそうな鉱脈って掘り尽くしたような気もするし・・・

 かといって、今更1枚辺り30ドル出して集めなおすのも癪に障るしなぁ。

 暫く、手持ちの4枚をレガシーとヴィンテージで同時使用という、ある意味で当たり前の運用をすることになりそうですw

 久々に、デックを組んでみようと云う意欲が涌いてます。
 くだらないアイデアを、形にしては崩して、みたいな時間を過ごしていますが、愉しいですね。

 聊か、不足するカードがありますので、提供できる方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。
贅沢な言い分ですが、できれば、金曜日のFNMで。

1×《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》
2×《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》
1×《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》

 今試しているのは、勝てそうにないデックのアイデアですが、決まれば愉しそうな感じ。カウンター系コントロールの多い環境では、存在価値ゼロですけどねw


 趣味として、MTGと云うゲームを多少嗜んでいます。(今更?)

 特にわたしの場合、立場と年齢と云うものもあり、可能な限りマナーよく、相手に不快な思いをさせないようにプレイしたいと、常に望んでいます。

 聊か、不適切な表現かもしれない。

 相手に、そして周囲に不快感を与えないように振舞おうと思っています。

 でもやはり、勝敗のあるゲームであり、負けるときに気分良くないのは仕方ないですよね。
わたしも感情をストレートに出すほうなので、そして言動もストレートになりがちだと思っているので、どうしても不機嫌な、不貞腐れたような態度になってしまうことが、残念ながら多々あります。

 自身がスタッフをしているときだったら、「その態度はいただけません」と、注意、警告を発するであろう態度をとってしまうときもあります。

 状況的にひっくり返せないくらいに場を固められて、それで居て即死できないようなときとか、
 数ターンに渡って土地しか引けないときとか、
 やはり数ターンに渡って、待ち望んでいる、状況を改善してくれるはずのカードを引けないときとか、

 ですかね。

 わたしは、このゲームにおいて、認定ジャッジという過分な資格を戴いているので、勿論その後には激しく自己嫌悪し、そのあと自戒もするのですが。

 ゲーム中の明らかなプレイミスについて。

 可能な限り、相手にそれを指摘した上で、巻き戻し或いはプレイの修正を認めるようにしています。
また、自らのプレイについては、余程のことでない限り、「ミスった」と表明した上で、そのまま不利な状況を受け入れています。
そうすることで、相手にもルールを覚え、丁寧なプレイを心がけるようになってほしいからです。

 でもやはり、その1手で勝敗が決してしまうようなプレイミスの修正は、相手のそれまでの態度や関係にも依りますが、「それはちょっと・・・」と云って、認めないこともあります。

 MTGは明確なルールがあるゲームですので、ミスをしたら不利になるのは当たり前です。
ミスを見逃す、或いは許してもらうのが当然と思っているプレイヤーとは対戦したいとは思いません。
 ましてや、逆切れして見逃さないほうが悪いかのような言動をされたら、わたしも引けません。
言い過ぎかもしれませんが、そんなプレイヤーには、トーナメントに参加してほしくありません。

 ただ、お互いにケアレスミスを僅かも許さないようなぎすぎすしたゲームは、愉しいと思えません。
勿論、多額の賞金や、ある種の権利が懸かったゲームでしたら、この限りではありませんが。

 曖昧ながら、ようは程度問題なのでしょう。

 MTGはコミュニケーションゲームです。一期一会の、たった制限時間50分の間に、相手と良好なコミュニケーションを構築しながら進めていくゲームです。
時々、ひとつひとつの言動が逐一挑発的な方も居られますが、そういう人は、MTGと云うゲームの最大の魅力を、自ら手放しているように思えます。

 幸せなことに、わたしはこのゲームを通して、日本全国に、稀に国境も跳び越して、多数の知人・友人を得ることができました。(そういった仲間と酒呑むだけのために岡山まで行ったりね!)
少なくともある水準のマナーを備えていないプレイヤーさんは、そういった本当の、コミュニケーションゲームが持つ愉しさを味わえないかもしれないのではないかと、聊か残念に考えているのです。

 まぁ、あくまでも私感です。
 8月8日の東別院でのヴィンテージ大会ですが、場所があるのにヴィンテージしかしないのももったいないと思いますので、お近くでお暇なマジックプレイヤーさんは、ご自由に場所を使ってください。

 一応、M11のドラフトができるぐらいの用意と、人が集まればEDHはしたいと思っています。
もちろん、わたしの好きなエンターテイメントEDH大歓迎です。

 詳しくは、こちらから。
http://yoruwasi.diarynote.jp/201007142124536893/

 わたしも呑んで、遊ぶ予定です。

 残念ながら、このイヴェントのヴィンテージではわたしはカードを貸せませんが、対戦ならできますw

 東海道ヴィンテージ、水森杯(まだ未定だけどっ!)ともども、よろしくお願いします。

 大変長らくお待たせいたしました。
常連様には、さぞかしやきもきさせたことと思います。「今年は、ちゃんと無事にあるのかしら?」と。

 自身の予定や、会場の都合などが付かず今日まで発表できませんでしたが、ようやく、無事に会場も確保でき、大会のお知らせをすることができます。

*東海道ヴィンテージ 名古屋ステージ

日時:2010年 8月8日(日曜日)
場所:名古屋市 東別院会館
        http://www.ohigashi.net/hall/kaikan_access.html
受付時間:10:30~11:00
参加費:1000円

形式:ヴィンテージ構築戦
試合:スイス式 3~5 ラウンド + トップ8プレイオフ

 公認大会ですので、プロキシの使用は認められません。いつものようにカードのレンタルについてはお気軽にご相談ください。
また、セット毎にカード裏の濃淡がありますので、不透明なスリーヴの使用を義務付けさせていただきます。

賞品:

上位2名は、年末に沼津で行われる予定の東海道ヴィンテージ年間チャンピオン決定戦への参加権を得ます。
優勝者には特製アーティストプルーフが与えられます。
その他、上位にDCIフォイルカードが与えられます。

特記事項:

当日はデッキリストを書いて頂きます。筆記用具(ボールペン)の準備をお願いいたします。 また、事前にA4サイズの紙に独自のフォーマットで印刷されたものを用意していただいても結構です。

会場について:
会場が、例年とは異なっております。お間違えのないようにお願いします。また、会場付属の駐車場は、主催者関係しか使用できませんので、参加者の方は、お近くの有料駐車場を探していただくことになります。悪しからず、ご了承くださいませ。

カードレンタルのご相談、予約などは前日までに
waterforest_mtg@hotmail.co.jp
までお願いします。

 最後に、お近くにヴィンテージに興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひお声をかけてください。
唯このブログと、口コミだけが、わたしの大会の広報ですからw


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