前回から聊か間が空きましたが、次回の大会日程も決まっておりますので、ここで告知させていただきます。

・WaterForest Cup Vintage#3
・DCI公認MTG レギュレーションVintage
・2005年6月12日(日)
 午前10時受付開始、10時半受付終了
・会場は、名古屋市港区 港湾会館
・参加費 1000円
・定員 一応50名
・スイスラウンド3〜6回戦
・賞品 Dualland、DCIフォイルなど

 一応、公認大会ですので、プロキシは使用不可、全て本物を使用してください。また、版によって裏面の印刷の濃淡がありますので、裏が透明ではないスリーブを使用してください。

 前回同様、MTGEvent.jpさんの方に、告知をしております。
また、今回も、
waterforest_mtg@hotmail.co.jp
にて、予約を受け付けます。ご予約の際には、DCIナンバーとお名前を明記してくださるよう、お願いします。
なお、予約参加者の中から抽選で1名の方に、参加費のキャッシュバックをしようと思っております。
それから、WaterForest Cup Vintageでは、優勝された方は、次回の当大会において招待選手扱いとなり、参加費が無料になると云う特典が贈られております。

 参加者レベルなど、何気にヴィンテージの公認大会としては高い方だと思っておりますので、興味のある方は是非、ご参加くださいませ。質問、疑問なども遠慮なくwaterforest_mtg@hotmail.co.jp
の方へお寄せください。

心からの祝福を

2005年5月6日 友達
 いろいろと個人的なものがありまして、すっかり停滞していた訳ですが。

 停滞と書くと、MTGを思い浮かべる方と某アニメを思い浮かべる方と、どちらが多いのでしょうか・・・

 訳の解らない書き出しで始まった久々の日記なのですが、表題にあるとおり、祝福をするために復活したのですよ。

 MTGのジャッジ仲間にして、私は勝手に大切な友人のひとりだと思い込んでいる、陽群様へ。
ご結婚することになったそうで、おめでとうございます。
私の4月1日の日記はネタだったのですが、こちらは本当との事。大切な人の吉事は、我が事のように嬉しいですね。

 とりあえず、来週末のGP松山には参加されるのでしょうか。もし参加されるようでしたら、1杯奢りますので、祝い酒といきましょう。

 停滞していた間のネタのうち、特定の物は今後順次アップしていきます。
 4日の昼過ぎに友人からお誘いの電話があり、夜から出かけて、友人宅で5日朝まで麻雀を打ってきました。

 言い出しは、非常に忙しくてなかなかいっしょに遊ぶ時間がない、久し振りの友人A。親の会社で役員をやっているヤツは、その所為で忙しいのだが、そのおかげで超リッチマンなので、時々、特にこういう時に私たち友人一同もおいしい思いをする。
先ずはそいつの家に集合し、麻雀前に晩飯でも、と云う話になるのだが、そいつの発案で、彼行きつけの焼肉屋に行くことに。
1人前2千円近い肉などを平気で沢山喰らい、全額おごり。いやぁ、素晴らしい。
・・・なお、彼も私も酒狂いなので、今度、キンクレイスを奢ってもらうことになっていることは秘密です・・・

 で、実に久し振りに手で牌を触っての麻雀。寧ろ、言い換えれば、人間相手の麻雀が非常に久し振りだったり。
何とか、指先は牌を読み取る能力を忘れてはいなかったのですが、友人たちの打ち筋をすっかり忘れており、なかなかに苦戦することに。
 それにも増して、あまりにも久々だったために、自分のプレイスタイル自体が変化していることに驚きました。
以前は、結構場も対戦相手も気にせずに自分の手を作りに行っていたのですが、いつの間にか、そういったことが意識に常に置かれるようになっておりまして。考えてみれば、MTGもある意味似たような対人ゲームだし、ゲーム感として通ずるものがあるのかもしれませんね。

 しかし、この夜の最大の収穫は、そんなことではなかったとです。
 夜中も一定の時間を過ぎれば、テレビもおもしろみのある番組がなくなってきます。そんな頃に、とある1枚のDVDが掛けられました。
「スイング・ガールズ」でした。
 お店で洋酒を呑む時に、よくBGMで使われている音楽がジャズですので、馴染みがない訳ではないのですが、この映画は、「邦画である」と云うだけの理由で、特に興味も持たずに、観ていなかったのですけれど。

 劇場で見なかったことを後悔しました。そりゃ、もう、激しく後悔しましたとも。

 最初からの吹奏楽部のメンバーで、トロンボーンを吹いている、本仮屋ユイカ嬢。その眼鏡っ娘姿に、もうメロメロにされました。いやぁ、彼女は最強です。
 もう、麻雀を打ちながら、「あれ、これ誰だっけ、見たことがある」「この娘めっちゃかわいい」など、自分の手の内よりも画面や、その確認などに集中していましたよ。

 そういえば、私も中学生時代は吹奏楽部だったのだよなぁ。当時の私には、眼鏡属性に自覚がなくて、かなりもったいないことをしたような気がします・・・
 結果は4−2で、最終順位は7位だったようです。

 挙げたレポートの中で、《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice(DST)》とか《マイアの回収者/Myr Retriever(MRD)》とか、訳の解からないカードが幾つか見られたと思いますが、それらが今回のびっくりどっきりメカだったりします。

 限られた時間の中で、前日に今回も参加された水野さんと調整していた時に、ドローがあまりにも弱かったため、《Mishra’s Workshop(AQ)》から1発で出せてドローサポートにもなる《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice(DST)》を採用、更にこの時の水野さんのアドバイスをヒントに、《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder(UL)》で入れ替えるたびに好きなアーティファクトを墓地から回収できる《マイアの回収者/Myr Retriever(MRD)》を電波で採用。
 最終的なデックリストは、以下のとおり。

 WaterForest’s Srax
 メインボード
4:《Mishra’s Workshop(AQ)》
4:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(ONS)》
4:《Volcanic Island(RV)》
2:《宝石鉱山/Gemstone Mine(WL)》
1:《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy(UZ)》
2:《不毛の大地/Wasteland(TE)》
1:《露天鉱床/Strip Mine(4E)》
1:《Black Lotus(RV)》
1:《Mox Peral(UN)》
1:《Mox Sapphire(UN)》
1:《Mox Jet(UN)》
1:《Mox Ruby(UN)》
1:《Mox Emerald(UN)》
1:《Sol Ring(RV)》
1:《魔力の柩/Mana Vault(5E)》
1:《Ancestrall Recall(UN)》
1:《Time Walk(UN)》
3:《煙突/Smokestack(UZ)》
3:《からみつく鉄線/Tangle Wire(NE)》
3:《抵抗の宝球/Sphere of Resistance(EX)》
3:《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》
1:《三なる宝球/Trinisphere(DST)》
3:《世界のるつぼ/Crucible of Worlds(5DN)》
4:《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》
1:《修繕/Tinker(UL)》
1:《直観/Intuition(TE)》
1:《嘘か真か/Fact or Fiction(IN)》
4:《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder(UL)》
1:《銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem(UZ)》
1:《ペンタバス/Pentavus(MRD)》
1:《映し身人形/Duplicant(MRD)》
1:《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice(DST)》
1:《Wheel of Fortune(UN)》
サイドボード
1:《隔離するタイタン/Sundering Titan(DST)》
1:《マイアの回収者/Myr Retriever(MRD)》
1:《トリスケリオン/Triskelion(MRD)》
3:《もみ消し/Stifle(SCG)》
3:《赤霊破/Red Elemental Blast(4E)》
3:《ジェスターの帽子/Jester’s Cap(5E)》
3:《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt(DK)》

 ちなみに、前日調整まで《Wheel of Fortune(UN)》は不採用だったのですが、ドローがあまりにも弱かったので入れてみました。しかし、実際には大会中1回も使わず、今後は要らないような気がします。
 また、前日まで《直観/Intuition(TE)》不採用の《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CHK)》1枚だったのですが、これも、Staxではどうしても特定のアーティファクトを墓地に落としたい状況の方が多い(特に《煙突/Smokestack(UZ)》や、ドラゴン相手の時の《映し身人形/Duplicant(MRD)》など)と判断し、当日直感に入れ替わったものです。実際、今後は、《Wheel of Fortune(UN)》を外してそのスロットに《直観/Intuition(TE)》と云う形になるかと。

 今回いろいろとやりおった《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice(DST)》ですが、スロットの関係で今後は使うかどうか微妙なラインです。《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder(UL)》が4ターンクロックになる時点で、かなりのやり手なのですけれどね。
 その一方で、《マイアの回収者/Myr Retriever(MRD)》は今後定番になりそうな予感。それ程、ダンスが決まった時のインパクト、そのアドバンテージは強烈です。もともと、どうしても《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》をX=2で出したかったがために、打ち消されたそれを回収するつもりで採用したのですが、想像以上のパフォーマンスでした。

 さて、次回の東海道ヴィンテージラインですが、8月7日(日)に名古屋で開催されます。
名古屋ステージは、私が主催者役になりますので、私自身はプレイできないのですけれどね。
このところとても流行りはじめた日本のヴィンテージシーンに、それなりの貢献ができれば嬉しいと思っています。
 朝5時に起きて、行って来ました沼津まで。
 という訳で、年3回、沼津・名古屋・東京でシリーズ開催されるヴィンテージトーナメントの開幕戦に参加してきました。

 今回の使用デックは、STAX。1週間前に4枚目の《Mishra’s Workshop(AQ)》が揃ったために組み上げ、テストプレイはふたり相手に5時間以下という急造デックでした。

 40人参加の6回戦と、ヴィンテージとは思えないほどの大規模な大会となりました。

1回戦 Grow-a-Tog ○○
 1戦目、ダイスロール20面体で2を出して凹んでいたら、相手が1を出してしまい、先手を貰うことに。《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder(UL)》スタート。《強迫/Duress(UZ)》を撃たれ、手札から《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice(DST)》が墓地に行く。返しのターンに、それをMOXと交換してゴブリンに装備。こちらがSTAXらしい展開ができず、《世界のるつぼ/Crucible of Worlds(5DN)》すら出せないで居るうちに、相手の場に《世界のるつぼ/Crucible of Worlds(5DN)》とFastbondが揃ってしまう。しかしなぜか、土地がないのに、剣装備のゴブリンのみで殴り切ってしまう。相手のデックは解からないまま。2戦目、早々に《ジェスターの帽子/Jester’s Cap(5E)》で相手のデックを観察すると、グロアトグであることが判明。またも相手に《世界のるつぼ/Crucible of Worlds(5DN)》&Fastbondセットが揃ってしまうが、デックを覗いた限りではZuranOrbは存在しない。《トリスケリオン/Triskelion(MRD)》で殴り切って勝利。

2回戦 Madness ○○
 1戦目、相手先攻から、《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla(TOR)》、《野生の雑種犬/Wild Mongrel(OD)》と順当に展開される。こちらは初手の《三なる宝球/Trinisphere(DST)》を打ち消されるが、それで相手の手札を圧迫。《世界のるつぼ/Crucible of Worlds(5DN)》が展開できたので《煙突/Smokestack(UZ)》を維持しているうちに相手のパーマネントが無くなる。2戦目、《ジェスターの帽子/Jester’s Cap(5E)》起動、相手の《もみ消し/Stifle(SCG)》と《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt(DK)》を除去。《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》を?=2で場に置いて万全の体制。そのうち、《煙突/Smokestack(UZ)》で相手のパーマネントが無くなり勝利。

3回戦 Doomsday ×× erom氏
 1戦目、2戦目とも、《抵抗の宝球/Sphere of Resistance(EX)》も《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》も《三なる宝球/Trinisphere(DST)》すらも引けない内に、先攻3キル、後攻2キルされる。特に2戦目は、《もみ消し/Stifle(SCG)》を構えていたのに、しっかり《強迫/Duress(UZ)》経由でコンボに繋がる。速過ぎです。

4回戦 Stasis ○○
 1戦目、相手が大して動けないで居るうちに《煙突/Smokestack(UZ)》を展開、そのうち《銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem(UZ)》が《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice(DST)》を握って殴りかかる。2戦目、《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》を?=2で展開。相手の《魔力流出/Energy Flux(MM)》を《赤霊破/Red Elemental Blast(4E)》して勝ち。

5回戦 CounterOath ○○
 1戦目、カウンターをかいくぐって《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》X=2で展開。またも《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder(UL)》が《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice(DST)》を握ってアタックするなどして勝ち。青が濃いカウンターデックなのは解かったが、勝ち手段は解からず。2戦目、早々に《ジェスターの帽子/Jester’s Cap(5E)》を起動し、オースデックであることを確認。2発目の《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》X=2が通る。が、返しで《魔力流出/Energy Flux(MM)》を貼られてピンチ。コントロールしているアーティファクトが3つ程、MOXを含めた、《Mishra’s Workshop(AQ)》以外のマナ発生源は2つ。正直、負けを覚悟する。しかし、場に居た2体の《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder(UL)》と、サイドからの使者、秘密兵器《マイアの回収者/Myr Retriever(MRD)》が悪さをする。アップキープに、場の《マイアの回収者/Myr Retriever(MRD)》と墓地の《Black Lotus(UN)》を交換、更に墓地の《Mox Pearl(UN)》を回収。《Black Lotus(UN)》でアーティファクトのアップキープコストを支払う。メインフェイズに《Mox Pearl(UN)》をプレイし、墓地の《マイアの回収者/Myr Retriever(MRD)》と交換。こんな感じで、延々とX=2の《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》を維持し続ける。相手のデックは、オースやマナドレ、《帰化/Naturalize(8ED)》と、とにかく2マナ域が濃い。そのまま数ターン経ったところで、相手が音を上げて投了。

6回戦 Dragon ×○× G-REN君
 1戦目、先攻2キルされる。2戦目、序盤を《抵抗の宝球/Sphere of Resistance(EX)》や《からみつく鉄線/Tangle Wire(NE)》《三なる宝球/Trinisphere(DST)》で拘束し、時間を得る。墓地に《映し身人形/Duplicant(MRD)》を用意するが、《新緑の魔力/Verdant Force(TE)》を釣られてそこに使用せざるを得ず。この《映し身人形/Duplicant(MRD)》を墓地に戻す時間的な余裕は与えられなかった。ので、手札に《もみ消し/Stifle(SCG)》を抱えて、《映し身人形/Duplicant(MRD)》を墓地に落として相手の動きを誘う。そのタイミングのドラゴンを揉み消して勝利。3戦目。3MOXと《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt(DK)》、土地と《もみ消し/Stifle(SCG)》がオープンハンドなら、対ドラゴンはキープするぢゃないですか。先攻の相手が、2MOX、《Bazaar of Baghdad(AN)》、《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》X=0と動く。ハメられました。後は《ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator(UD)》2体で終了。

本番

2005年4月10日 ゲーム
 WaterForest Cup Vintageは、皆様の愛でできています。

 と云う訳で、私主催の公認ヴィンテージ第2回、WaterForest Cup Vintage#2が、無事に開催されました。

 遠征のお客様も多数、それから、初顔の方にもお越しいただきまして、なんと、参加者18人の5回戦ができてしまいました。

 優勝賞品は以前より公言しておりました《Mox Emerald(UN)》だったのですが、名古屋BM様より《Animate Dead(β)》の提供を受けたり、参加者の水野様より《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob(MM)》のFoilを提供していただいたり、erom様からも褒章プログラムのトークンを提供していただいたりと、皆様からの愛により、豪華賞品が掛けられたのでした。

 そうそう、ボランティアでジャッジをしてくださったブライトン氏も、この通称水森杯を支えてくださった強力な「愛」でしたね。この場を借りて、改めて、お礼申し上げます。

 遠征組みの方々は、その殆どが私には顔馴染みで、本当に遠くから来ていただき嬉しかったです。
遠征組みも地元組みも、すぐに仲良く話ができていて、全体の雰囲気もいい、とても愉しい大会になりました。
 MTG史上、最もフレンドリーで最もカジュアルなMOX杯だったと思っています。

 さて、デッキ分布ですが、
  3:スタックス
  2:コントロール・スレヴァリー
  3:ドラゴン
  1:TPS
  1:オース
  1:ヒュプノタイザー
  1:白ウィニー
  1:赤バーン
  1:EBA
  1:ダンプ・トラック
  1:カウンター・ネゲイター
  1:スカイ&リープ
  1:エターナル・オース
 と云う感じ。
 スタックスと、スレヴァリーを合わせれば5人と、所謂スタックス系が最大勢力。続いてドラゴンが第2勢力なんですが、それ以外は本当にばらばらで、バラエティに富んだ大会だったと思います。

 18人の参加者のうち、P9の使用数が0と云う方は3名。只、内1名は《Mishra’s Workshop(AQ)》4枚と云うやや豪華な構成。
そして、会場で使われていた《Black Lotus(UN)》の数は14枚に達しました。他にも、《Ancestral Recall(UN)》《Mox Sapphire(UN)》《Mox Jet(UN)》が使用枚数14枚でトップでしたね。
会場が火事になっていたら、きっと血の涙が雨になったことでしょう。

 それから、皆様気になる優勝デックは、4-0-1のヒュプノタイザーでした。《強迫/Duress(UZ)》や《Hymn to Tourach(FE)》等で相手の手札を圧迫しつつ、《ナントゥーコの影/Nantuko Shade(TOR)》や《惑乱の死霊/Hypnotic Specter(4E)》などでビートするデック。3枚の《Nether Void(LE)》がかなり効果的でしたね。

 2位はおなじみ、G-REN’S Dragon。
 3位は、3-0-2と無敗で駆け抜けた、スレヴァリーです。

 次は、5月1日に沼津で大きな公認ヴィンテージがありますね。こちらは、私もプレイヤーとして参加する予定です。内部情報によれば、優勝賞品は《Mishra’s Workshop(AQ)》らしいと云う噂も聞こえてきており、とても楽しみなのです。

 それから、次回の水森杯、WaterForest Cup Vintage#3は、6月12日(日)に、今日と同じく名古屋市港区の港湾会館で行うことが決まっています。また、詳細はこのブログと、MTGEvent.jpに公表しますので、よろしくお願いします。

いよいよ

2005年4月9日 日常
 日付が変われば、WaterForest Cup Vintage#2です。

 2回目にして、MOX杯。我ながら、大胆なことをやっているな、なんて思わなくもない。

 とりあえず、ひと通りの準備(道具の準備と、レンタル品の確認など)は終わり、今は小休止状態。
あとは、風邪薬代わりにアルコールを呑んで眠るだけです。

 今日は、メルヘンにerom様がいらして調整会になっていた筈なので、私も行きたかったのですが、朝目を覚ました時点で酷い咽喉の痛みにやられて、日中をほぼ寝て過ごしたので、行けませんんでしたよ。
非常に、残念でした。
遊びに行って、何人か拉致して呑みに行って、とか考えていたのになぁ。

 今はトローチの力で咽喉の痛みも何とかなって、熱などもないので、ほっとしているところです。

確認

2005年4月8日 ゲーム
 現時点での、WaterForest Cup Vintage#2における、カードレンタルの予約状況を、P9に限り、公表してみます。
私自身の整理と、確認のためです。
もし誤りがあるようでしたら、ご連絡くださいませ。

chikamiya様
 《Black Lotus(UN)》
 《Mox Jet(UN)》
 《Mox Pearl(UN)》
 《Ancestral Recall(UN)》
 《Time Walk(UN)》
HappyJoker様
 《Black Lotus(UN)》
 《Mox Ruby(UN)》
 《Mox Sapphire(UN)》
erom様
 《Mox Ruby(UN)》
 《Mox Emerald(UN)》

 P9であと貸せるものは、《Mox Pearl(UN)》と《Timetwister(UN)》のみになりました。
その他のカードはまだ、何とかなるものがあります。

P.S.謎の発熱は、何とかなったような気がする。気がすると云うのは、とりあえず体が動くので、今は熱を測っていないからなのですが・・・

不覚

2005年4月6日 ゲーム
 仕事が終わる頃、なんだか体が重いなぁと思ったら、微熱があった。
 メルヘンに寄ることを諦めて、まっすぐ家に帰ったのだが、体の重さは増すばかり。やっとの思いで先程、夕食を終えたら、今度は寒気までしてきました。
 微熱とはいえない熱が発生しているので、早めに眠ることにします。
日曜日は、万全な調子でないといけませんからね。

 そうそう、レンタル可能なカードに、《Black Lotus(UN)》が1枚追加されました。
秘密日記や、直接メールなどでご相談ください。タイムスタンプで早い者勝ちです。
 次の日曜日には、私主催の公認ヴィンテージ、WaterForest Cup Vintage#2がある訳なんですが。

 興味はあるけれどパワー9なんて持っていないしなぁ、なんて躊躇している方にも、悪魔の囁きを。

 いつもの如く、私が所有しているヴィンテージ用のカードは、当日レンタル可能です。P9に限らず、《Force of Will(AL)》が足りないとか、《Mishra’s Workshop(AQ)》が足りないとか、ご相談くだされば、いちおう早いもの順で何とかなるかもしれませんので、遠慮なくご相談くださいませ。

 尚、今まだ予約の入っていないP9は、
 《Mox Ruby(UN)》
 《Mox Emerald(UN)》
 《Timetwister(UN)》
 それ以外にも、
 《Library of Alexandria(AN)》
 《Mishra’s Workshop(AQ)》
 《Beserk(UN)》
 等がレンタル可能品としてあります。
 と云う訳で、4月1日の日付で2つの日記をアップしたのですが。

…実は最初の日記が本当で、2番目の日記が嘘なんですよ。

 とか言えたら、非常に高等なテクニックだな、とか想います。
実際にはそんな甲斐性はないので、最初の「結婚します」がネタで、2番目が真実なのですけれどね。
そこ、イタイとか言うな。

 しかし、もう1回はこのネタ、使えそうですね。

 昨日のFNMに参加できなかったのは、職場の歓送迎会の幹事だったからです。
 今日は、花も咲いていないのに花見と称して、昼間から公園で呑んだくれていました。お高い赤ワインと、お手製のスモークビーフなどで、優雅に酔っ払いしてきました。

クリティカル

2005年4月1日 日常
 たくさんの祝福、ありがとうございます。
0時半頃に日記をアップしたのに、いちばん早いものでは、2時半頃におめでとうメールを戴きました。常々いちばんの宝物は人だと想っている私にとって、こういった友人たちの存在はとても嬉しいです。

 …みんな、もうちょっと疑おうよ。
 あまりのクリティカルぶりに、自分で引きかけています。

 正直、アレを書いた時には、そのまま投げっぱなしにしようとか、少なくとも24時間は放置しておこうと想っていたのですが、あまりに反応が良すぎるため、母の胎内に置き忘れてきた筈の良心の欠片とやらがなにやら申しますので、とりあえずアレはエイプリルフールのネタでしたと、告白させていただきます。

 大体ねぇ、殆どの週末の夜をFNMで過ごしている私が、アルコールが入ると局部的に泥酔してヤクタタズになる私が、そんな、父親になるための準備なんてできるわけないぢゃないですか。

 と云う訳で、本気で祝福してくださった皆様、申し訳ありません。ご立腹なされた方は、次にお会いした時にこのドタマでもどついてくださいませ。半分程度疑っていた方々、愉しんでいただけましたでしょうか。
 これからもMTGは続けますし、勿論、WaterForest Cup Vintageも続きます。何より、8月には東海道ヴィンテージチャンピオンシップの名古屋ステージを仕切らなければいけませんからね。
ご安心くださいませ。

 これを、ちょっとした茶目っ気と受け止めていただき、今後とも、よろしくお願いします。



P.S.よし、なんとかこの日記も4月1日の内にアップできそうだ。

急展開

2005年4月1日 日常
 このところ、いろんな日記でMTGを止めるとか止めないとか書かれているのですが、この時期はやはり、生活環境が変わる時期でもありますので、そう云った話題が出ることも仕方のないことなのでしょう。

 私も、止めざるを得ないような状況になってしまいそうです。

 いろいろとあったのですが、決定打となる連絡が夕方にありました。私が、父親になるそうです。
なんだか他人事のような書き方になるのは、あまりに突然のことで、実感が湧かないからなのですが。

 そう云う訳で、結婚なんてものをすることになりました。

 一応、5月のGP松山には、スタッフ参加を表明してありますので、行くつもりなのですが、その後は、恐らく遠征は不可能になるのでしょう。
ゲームそのものも、あくまでも趣味の範疇でならば続けられるのでしょうが、ヴィンテージカードを今までのように買い集めることはできそうにありません。

 ジャッジになってから1年も経っていないのに、こんなことになるとは予想もしていなかったのですが、こればかりはねぇ。

 尤も、嬉しい気持ちも、ない訳ではない。なんかこう、気分が浮かれているというのか、落ち着かない感じがしています。しかも、いい気持ちでの。

 しかし、正直なところ、今までのような浪費は不可能になるのだと想うと、戸惑いも大きい。
何よりも、そう、MTGよりも、大好きな洋酒に今までのように大枚をはたくということができなくなるのがいちばん痛い。

 今後のWaterForest Cup Vintage、どうしようかなぁ。続けていけるといいなぁ。
 とりあえず、明日(もう既に今日か)のFNMは行けません。
 どうやらここ暫くのダウン傾向は、仕事でのストレスが原因らしい。私はストレスを感じても溜め込まないタイプだとばかり想っていただけに、聊か驚いていたり、します。

 しかし、趣味であるはずのMTGすら、やる気がかなり減衰しているのは大問題だと想う。
いや、今手持ちのデックで遊ぶことは好きなのだが、プレイでは信じられないぐらい精彩を欠くし、何よりも、新しいデックを構築しようと云う意欲が殆ど湧いてこないのが我ながらナサケナイです。折角、おもしろそうなアイデアは持っているのに。

 多分、この年度末・年度始まりの時期が過ぎて、WaterForest Cup#2の頃には、浮上しているのでしょうけれど。

 とりあえず、酒でも呑んで、ゆっくりと気分が浮上するのを待とうかと想う。
職場の歓送迎会の幹事役と云うのが、なんともダウン傾向を加速させているような気もするのだが。

ダウン気味

2005年3月28日
 精神的に。
 疲れているだけかもしれないけれど。

 レポートを書いていない2回のFNMについては、2-2と1-3。前者は親和、後者は緑単T&N。
どうも、ゲームプレイヤーとして精神的に弱過ぎるような気がする。集中力が安定して持続できない。

 アッパー系の何かが、必要不可欠な気がする。

終焉の証明

2005年3月13日 ゲーム
 過日、chikamiya様経由でカードを買い取ることになりまして、現物は手元に既に来ている。と云う訳で、今日は、BMまで、お支払いのために出かけました。

 なお、今回の取引で私の手元に来たカードは、《Mox Pearl(β)》《Mox Ruby(β)》《Bazaar of Baghdad(AN)》《Library of Alexandria(AN)》の4枚。全てほぼNMクラス、《Mox Ruby(β)》に至ってはMint言ってもいいぐらい危険な程状態が良い。
で、お支払い総額は、7万円+《Mox Sapphire(UN)》でした。
・・・暫くは、おこづかいと云う名の現金がありません。

 で、せっかくなのでBMの公認ヴィンテージにそのまま参加しようと、暫くお店で遊んでいました。
いろいろあって、ゲームが始まったのが4時近くだったのが、ちょっと難でしたけれど、久し振りに公認ヴィンテージができて愉しんできました。

 12人参加の、4回戦だったかな?
 ちょっと前、ねこやんさんから「Foodchain-Goblin」について記事を書いてくれと頼まれていたので、そのゴブリンを使ってみることに。

 1回戦 Sensei’s Storm ○○
 対戦相手は、メルヘンでのFNM仲間のN君。0パワーの中学生です。当然、ゴブリンのスピードに着いて来れる訳もなく。

 2回戦 バザールマッドネス ○××
 月様のマッドネス。先月の優勝デックですよね。1戦目は、1ターン目の《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey(UZ)》がえっちな動きをして、2ターン目には相手の《Bazaar of Baghdad(AN)》も破壊して、《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver(ONS)》×2で勝ち。2戦目、3戦目は序盤から丁寧に除去を打たれ、相手のクロックの方が強烈な状態になる。いや、青いデックに入っている《水流破/Hydroblast(IA)》って、ゴブリン相手には除去になるんだね。

 3回戦 STAX+マスクドレッド ××
 チーム・エヴォリューションの黒男君が相手。1戦目、2戦目共に2ターン目に《Illusionary Mask(UN)》から《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought(MI)》を出すのはあまりにも卑怯臭いので止めてください。どうして、ごぶりんよりもびーとだうんのうりょくがたかいのですか?

 4回戦 EVA ××
 chikamiya様が相手。やはり、こちらの序盤の展開を丁寧に除去され、《翻弄する魔道士/Meddling Mage(PS)》で《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief(SCG)》をピンポイントで指定されてどうしようもなくなる。

 結局、1-3と云う結果でした。
まぁ、デックを持ち込んだ時点で大体こうなることは解っていたのですけれどね。正直、今の環境下で、ゴブリンは勝てません。
相手の邪魔が入らないという過程で、ビートダウンとしては安定5ターン、《食物連鎖/Food Chain(MM)》を貼ってのコンボモードでさえ、旨くいって最速2ターン、平均すればやはり4ターン以上掛かる。しかもこちらには基本的にカウンターはないので、相手のコンボの方が純粋に早いのです。例えば、この間暫く使っていて、今日もG-REN君が優勝したドラゴンなどは、最速先手1ターン、平均3ターン以下と云う超高速コンボデックです。
では、それ以外にはどうかといえば、更に微妙です。ゴブリンと云うデックの性格上、序盤から丁寧に除去を打たれれば非常に厳しい戦いになります。ですから、コントロール相手にも微妙、クリーチャーデック相手にも微妙です。対オースなどは間違いなく捨て試合です。
 結局、ゴブリンが勝てる試合と云うのは、中低速コントロール系と、多少もたついた時のコンボ系といった感じでしょうか。あと、純粋なSTAX相手なら、ハメられなければそんなに不利ではないかも。

 と云う訳で、ヴィンテージにおいて、勝つためのメタゲームとしては、ゴブリンは終わっていると云うことを証明してきたようなものでした。

 さて、4回戦が終わってからも暫くchikamiya様と遊んで、BMを出たのは夜の9時近くになってからでした。
慌てて帰りにアピタに寄って、明日のWDのお菓子を買い込んだのでした。

 FoodChain Goblin
Main
8:《山/Mountain(CHK)》
4:《Taiga(RV)》
4:《不毛の大地/Wasteland(TE)》
4:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(ONS)》
1:《露天鉱床/Strip Mine(4E)》
4:《食物連鎖/Food Chain(MM)》
4:《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey(UZ)》
2:《スカークの探鉱者/Skirk Prospector(ONS)》
4:《ゴブリン徴募兵/Goblin Recruiter(6E)》
4:《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver(ONS)》
4:《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief(SCG)》
1:《ゴブリンの女看守/Goblin Matron(UZ)》
2:《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator(LGN)》
1:《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter(ONS)》
4:《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader(AP)》
2:《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(SCG)》
1:《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker(CHK)》
1:《Black Lotus(UN)》
1:《Mox Ruby(UN)》
1:《Mox Emerald(UN)》
1:《水蓮の花びら/Lotus Petal(TE)》
1:《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》
1:《Mana Crypt(PM)》
1:《Sol Ring(RV)》
Side
1:《悪忌の蝕み屋/Akki Underminer(CHK)》
2:《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator(LGN)》
2:《紅蓮破/Pyroblast(IA)》
4:《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
4:《帰化/Naturalize(8ED)》
1:《粉みじん/Pulverize(MM)》
1:《秘宝の突然変異/Artifact Mutation(IN)》
 仕事を早めに切り上げて、時間休暇を取って、今日もFNMに参加してきました。
究極の内弁慶なのか、先週末のGPTでもそうでしたが、私は、FNMで勝ってポイントを稼いで、それをたまに参加するK値の高い大会で酷く負け越して吐き出してくる、そんな傾向があるようで。その法則からすると、今日は、負けられません。

 今日の使用デックは、親和です。それも、1月頃までずっと使っていた薬壜型ではなく、《頭蓋囲い/Cranial Plating(5DN)》も《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》もフル搭載した、超攻撃型です。実は、このスタイルは、久しく使っていなかったり。と云うよりも、公認大会で使ったことはなかった筈。

 そうそう、今日の参加者は13人。久し振りの4回戦でした。

 1回戦 5色本殿 ○○
 先週イタイ目にあわされた相手。しかし、ゆっくりとボードコントロールをしていく相手に対し、瞬発力勝負のデックではそもそも相性が違います。1戦目は4ターン、2戦目も5〜6ターンで勝負が終わりました。

 2回戦 緑黒デスクラウド ○○
 相手は、今日DCIナンバーを作ったばかりの方。《電結の荒廃者/Arcbound Ravager(DST)》に対して《撲滅/Eradicate(BOK)》を撃ってくるような、素人チックなプレイのおかげでかなり余裕勝ち。とはいえ、自身にもかなりのプレイミスが目立ち、デックパワーで押し切った感は否めないです。特に2戦目は、《すき込み/Plow Under(UD)》を撃たれて場が崩壊しているのに、《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》×2でこんがり丸焼きでした。

 3回戦 黒緑デスクラウド ○×○
 このラウンドの対戦相手はK沢様。こうなると、相性が悪くて勝てる気がしなかったのですけれど。1戦目は、序盤にかなり大きく相手ライフを削り、その後ある程度抵抗されるも、相手が1手間違えたらしく、何とか《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》で削り切る。場に3体並んだ《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault(MRD)》がサディスティックでした。2戦目は、序盤から丹念に除去を使われ、相手の場が出来上がる。《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star(CHK)》に《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice(DST)》が着いておしまい。3戦目は、こちらの序盤の猛攻を相手が防戦一方。そのうち相手が力尽きる。

 4回戦 黒緑デスクラウド ○×○
 1戦目、有無を言わさず殴りきる。2戦目、こちらのファーストプレイのランドを《酸化/Oxidize(DST)》される立ち上がりから、完全に相手のゲームになる。3戦目、速攻で攻め切る。相手の場に《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star(CHK)》は現れ、相手残りライフ11と云う場になったところで、手札に《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》を抱え、場にある《電結の荒廃者/Arcbound Ravager(DST)》のおかげでブロックされないクリーチャーで6ダメージを与えられる状態が出来上がる。

 久々の全勝優勝。細かいプレイミスなどが多数あっても、それを押し切って勝ててしまうのは、確かにデックが強すぎる。

 えっと、以前の日記で禁止カードについて「やりすぎ」と書きましたが、間違いでした。ここにお詫びと訂正をさせていただきます。
親和は、強過ぎ。特に、最後のゲームで思い知らされました。5/5のブロッカーが場に居て、しかも、そいつが死ねば相手から5点のライフを吸い取れる。それなのに、そのブロックを掻い潜って6点のダメージを与えれば、喩えその5ライフのドレインが誘発しても、その解決前にインスタントで更に5点を叩き込んで勝てる。それは、正直、スタンダードではあり得ないです。

 しかし、2〜4回戦まで3マッチ連続で黒緑デスクラウドとマッチアップされるのも、やり過ぎでしょう。
でも、対戦相手の一部の方には申し訳ないが、同系デックと3回連続して当たることで、やはり、それぞれの腕の違いと云うものが判ってしまいます。かなり余裕があった2回戦、勝てると思えなかった3回戦、こちらが大きなミスをしなければいけると思った4回戦。
今まで、薬壜親和の時にK沢様のデスクラウドと当たっていちども勝てなくて、ずっと相性が悪いのだと思っていたのですが、勿論、相性はよくはないのでしょうが、プレイスキルの問題の方が大きいのでしょうね。

 さて、来週のFNMはまだ親和が使えますよ。どうしようかな。
 ここ数日間、世間様を騒がせていたひとつの事案が終了しました。フジテレビによる日本放送株のTOBです。

 結果からすれば、既に皆様ご承知のようにTOBは成立、フジテレビは日本放送の発行済み株式の36%以上を保有することと相成りました。
非常に、不愉快です。

 まぁ、あの日枝とか云う会長の発言自体非常に私の癇に障るものがあるのですが。あの、インタヴューなどの折の人を小莫迦にしたような物言い、そのまま小泉に通じるものがありますよね。微妙に論点を自分に都合が云いようにずらしつつ、相手の個人攻撃めいたことにまで言及し、薄っぺらな笑いを唇あたりに貼り付けての対応。見聞すると腹が立つのですが、まぁこれは個人的な寧ろ感情面の噺なので詳しくは割愛。

 今回のTOB成立で、いちばん不愉快な点は、そもそもTOBが成立した点に他なりません。

 TOBとは、株式の公開買い付けであることは、ここ数日のニュース報道などで皆様解っていると想います。そう、指定した銘柄の株式を、指定した金額で買いますよと、広く一般市場に呼びかけて応募を待つ株式取得方法です。
この手法の最大の利点は、計算ができることです。
通常の株式市場では、株価は常に変動しています。まして、大量に指定銘柄を買い付けようとしたら、通常の市場取引ではほぼ必ず株価が値上がりします。これでは、当初用意した予算では、当初計画した株式を買うための資金が不足します。
確かに、その為の金額指定の公開買い付けなのですが。

 今回の場合は、かなり汚く見えます。

 昨日、つまりTOB締め切り前日の日本放送の株価終値は、フジテレビが提示していた公開買い付け金額よりも、650円ほど高価な状態でした。誰がどう考えても、TOBに応じるよりは、市場で売った方が儲かりますよね。子どもでも解る数字の比較です。
それでも、何故か、市場価格よりも廉価で売ろうと応募した株主が非常識な程たくさん居て、その結果フジテレビはこのTOBによって24%以上の株式を取得しました。元々保有していた12%強と併せて、持ち株比率を36%以上にした訳ですよ。

 ここで、いったい何が起きたのかを、具体的な数字を挙げて示します。
 先ず、発行済み株式3280万株の内の24%程、約790万株をフジテレビは、市場価格よりも格安で「何故か」買うことができました。昨日の終値を資料に試算すると、この差額と株数から実質的に「何故か」ぼろ儲けしてしまった金額は、51億円を超えます。
 ひっくり返せば、TOBに応じた株主たちは、寄って一斉に「何故か」51億円を超える寄付をフジテレビにしたようなものです。しかも、贈与税も掛からない状態で。
 実に、不可解ですよね。

 中には、今回のTOBを取り扱った大和證券のようなところもあります。この証券会社に投資信託で資金を預けている人達は、どう考えるのでしょうか。株式のプロとして資金を預けている筈の証券会社が、「何故か」保有株式を市場価格よりも大幅に安値で売ってしまうなんて、何を信用したらいいのか判りませんよね。

 今回のTOB成立の裏は、年老いた経営者グループと云う云わば「村社会」が、若手の台頭を毛嫌いして損を省みずに嫌がらせをしたようにしか、私には見えないのです。
だから、不愉快極まりないのです。
勿論、広告製作会社など、将来の自社の利益などを考えての判断と云うところもあるでしょう。しかし、それでさえも、私から見れば、頭の固い愚かな判断だとしか想えません。

 この騒動の中で、実に英断といえる判断をした企業があります。トヨタです。「市場価格を下回るTOBに応じられる訳がない」と、いっさい動かずに居ました。
先に記したように、市場価格より安価で売ること事態がおかしい、云わばこれは常識です。ただ、今回の場合、終盤は多少事情が違っていました。
大株主の上位10で、持ち株比率が80%を超えると上場廃止になることも、近頃の特に西部がらみのニュースで知っている方も多いと想います。
株式は、上場廃止になれば、その価値は大幅に減ります。なので、それまでに、できるだけ高値で売りたいと云うのも云わば常識なのです。今回、終盤に入って、TOBが成立する見通しが強くなっていました。そうなれば、ライブドアが45%、フジテレビが25%以上、村上ファンドが8%以上だったかな、それだけで80%目前。上場廃止は確実な情勢だったのです。
それでも動かなかったトヨタ上層部は、今回の渦中では動かなかったと云う点で、私は、経営者としては尊敬に値すると想っています。今後の動きに、注目です。

 場外乱闘として、鹿内一族の訴えも、これからおもしろさを増してくれる要素になりそうです。いちどは売った株が返還される訳はないと想うのですが、8%ですからね。影響は大きいです。しかも、確かに彼等が主張するように、「大和證券がフジテレビがTOBを行うことを知っていて隠していた」と云うなら、その不誠実さは会社の信用を左右するレベルのものだと想います。少なくとも、将来に渡って私はこの証券会社とは取引を持ちたくないと想います。

 まぁ、世間様がTOBの成立と、株式の保有率にばかり注目しているみたいだったので、その成立がどれだけ不自然極まりないものなのか、ちょっと数字を挙げてみたくなったデスよ。この51億円超について、経済専門誌やマスコミなどが焦点を当てて取り上げてくれないものかしらね。

GPT松山

2005年3月6日 ゲーム
 名古屋では、昨日、今日とグランプリ・トライアル・ウィークと云うことでした、昨日はGPTシンガポールで、今日はGPT松山です。
 昨日、久し振りの大きな大会でプレイヤーして気分をリフレッシュして、今日の私はスタッフです。

 昨日よりも多い、38人の参加で神河物語+謀叛のシールド戦が繰り広げられました。
今日も、知っているお顔が多くて、流石にこれだけ人が来ると、親しく話したことがある方と云うのは多くはないのですけれど、スタッフやっていると知人が増えるなぁと実感しましたね。

 思い返してみると、この1年間はMTG関係でとても人の輪が広がった1年間でした。ジャッジになって、いろんなイヴェントにスタッフ参加して、メルヘンにもたくさん人が来てくれるようになって。

 さて、今日は決勝のドラフトのコールをさせて貰いました。私は、ドラフト関係のルールは、実はまだ怪しいのですが、それでもGP松山本戦にもジャッジで参加したいと思っていたので、とてもいい経験になりました。コールをし終えたところで、金澤さんからちょっとしたアドバイスなども貰って、経験値アップです。
近いうちに、身内でのドラフトでもコールをさせてもらって、練習したいな、とか思っています。

 今日のイヴェントは、結構スムーズに進んで、8時頃には会場を後にすることができました。
とても愉しい週末を過ごしました。
 久しぶりに、大きめの大会に参加してきました。GPTシンガポール名古屋です。まぁ、大きめとは言っても、参加者は22人、秋頃のメルヘンでのFNMと同じような参加者数なのですけれどね。K値が大きいと云うことで。
参加者の殆どが、知っている顔だった辺りも、微妙にカジュアルっぽくて愉しかったりもしましたが。

 エクステンデッドは、大好きなレギュレーションです。去年は腰を壊して入院などしていたので参加できなかったのですが、ここ数年は毎年PTQに参加していましたし。
好きだから巧いとは限らないのですけれどね。

 朝まで使用するデックが決まらなくて悩み続けました。あまり練習ができていないのがいちばん大きな理由なのですけれど、今シーズン触ってみたどんなデックを使っても、それぞれに一長一短あって、不安が消せなかったのです。
結局、以前、ちらっと書いた白ウィニーを使いたかったのですけれど、練習量と環境の理解に不安があったので、何故か青白パーミッションを使うことにしました。
思い返せば、この変心が最大のプレイミスだったのですが…

 1回戦 ずべら ××
 今のエクステンデッド環境は早いです。コンボはもっと早いです。《対抗呪文/Counterspell(MM)》で追いつく速度ではありませんでした。

 2回戦 放火砲 ×○×だったような気がする
 土地が4枚しか入っていないのに事故らない相手デックとは違い、24枚も入っているのにマリガンはしまくるし事故るし。確か1本は、デックが想定するとおりのパーミッションモードに入れたが、最後は放火砲を迷って打ち消さなかったところ、それで撃ち殺される。

 3回戦 緑単ビート? ○××
 1本目は綺麗に《賛美されし天使/Exalted Angel(ONS)》と打ち消し呪文が噛み合って勝ち。2、3本目は《神の怒り/Wrath of God(8ED)》など必要な呪文が全く引けない。

 4回戦 BYE

 5回戦 赤白土地破壊 ○××
 1本目は普通のパーミッションの戦い。2、3本目は、相手のサイドインカード《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All(CHK)》と《沸騰/Boil(TE)》で話にもならず。

 と云う訳で、見事に全敗で1日を終えました。
 何と云うか、対戦相手全てメタ外とか、猫愛で組やミュー組さんたちの地雷ばかり踏むとか、昨日のFNMから通算して2日8マッチで10回を軽く超えるマリガンとか、もう既に負け過ぎて悔しいの域を通り越して、哂うしかない状態でした。

 合間合間に、水野さんやchikamiya様とヴィンテージして遊んで、それで精神のバランスを取っていたことは明白。

 さて、GPT会場を6時少し前に出て、大曽根は美嶋屋さんに向かう。スマイルさんの送別会があるとかで、それに参加させてもらうため。

 6時半頃に美嶋屋に着き、8時過ぎまでダラダラとそこで遊んだ後、何故か吹上のスタミナ太郎へ移動。K沢様やまりやん、みのくんやじたくん等、私を含めて9人の大所帯で乱痴気騒ぎ。
いやぁ、ああいうお店でのああいった騒ぎ方は、私自身高校生の時以来のような気がして、懐かしくもあったり。と云うか、まりやん、みのくん、じたくん等はモロに高校生なので、そのまま当時の私の感覚と変わらない訳なのですよね。歳、とったなぁ。
身内でのあんな乱痴気騒ぎは、嫌いではないので、また機会があれば参加したいですね。

 ここで騒いでいるうちに、何故か馴染みのバー、ドン・ジュアンのマスターから電話がある。
友人の女性が、独りで呑みに来ているので、来いと云うもの。なんでも、誕生日なのに独りで呑んでいる、とか。
いや、マスター親切ですね。(顔見知りとかではない、妙齢の麗しい女性がそうやって独りで呑んでいる時に呼んでくれる方が、ずっと嬉しいのですけれどね)
ともあれ、その場での送別会(?)が終わったところでみんなと別れて、ドン・ジョアンへ直行。
とりあえず、一応女性のお相手と云うことで、廉い焼肉食べ放題の匂いは消したかったので、ミントリキュールにレモンを絞って、ロックで貰う。変則的マティーニ、ギムレットと呑みながらお喋りをして12時過ぎにお店を出る。
彼女を送って、家に帰ったら、1時を過ぎていました。

 忙しかったけれど、1日と云う時間を1.5倍(当社比)ぐらい目いっぱい遊び倒した土曜日でした。

 日が昇ったら、GPT松山のジャッジのお仕事です。

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